ちゃんこ鍋レシピの料理本も出版されている

ちゃんこ鍋のレシピがネット上でもたくさん見つけられますし、塩ちゃんこに味噌やキムチちゃんこなどの料理本でも出回るほど、今ちゃんこ鍋がブームを呼んでいます。「ちゃんこ」とはもともと相撲力士の食事そのもののことで、鍋だけがちゃんこではないのです。力士たちは相撲を行うための頑強な体格を作らなければならないので、ちゃんこ鍋を食べることが多く、力士の食事イコールちゃんこ鍋と考えられるようになったのです。ところで、相撲界には相撲部屋が50以上ありますが、それぞれの部屋にはそれぞれに継承されてきたちゃんこ鍋のレシピがあるので、少なくとも50以上レシピが存在するのは間違いありませんが、そこに塩ちゃんこ鍋、醤油味に味噌ちゃんこ鍋が加わるのですから、相当数のレシピがあるということです。ちなみに最近ではキムチ風味やカレー風味、またホワイトソースを使ったちゃんこ鍋もあるのだとか。さらに双子山部屋では女将さんである景子夫人特製トマト風味のイタリアンちゃんこ鍋があって、レシピが掲載された料理本も出版されているそうです。

いま大人気のちゃんこ鍋セットがご自宅でも食べられます。

ちゃんこ鍋に決まったレシピはありません

ちゃんこ鍋の味付けは醤油や味噌、塩が基本となりますが、特別に決まったレシピというのはありません。力士にとって、頑強な身体作りのために欠かせないのが毎日の食事です。そしてそのほとんどがちゃんこ鍋なので、飽きのこないようにキムチやカレー、ホワイトソースにトマトといった味付けも各部屋のレシピとして工夫されているのです。ところで決まったレシピのないちゃんこ鍋であっても、昔から出汁はソップと呼ばれる鶏ガラでとることが多く、これは鶏が人間と同じように二本脚で立ち、倒れることがないので負けないという縁起を担ぐ意味も込められているのです。また縁起を担ぐということで、前足が地に着いている四足の牛や豚は負けることを想起させるので、以前は食べることを避けていたようですが、現在はほとんど気にせずに使われています。好んで使われる具材としては、肉団子が白星を連想させるということで、レシピにはほとんど入っています。また蛋白質摂取のため肉や魚が具材の中心になるのですが、力士の生活習慣病を予防する観点から、栄養士の指導の下、キャベツや白菜など野菜類を多めに入れ、栄養バランスに配慮したちゃんこ鍋を作る相撲部屋も多くなっているようです。

ご自宅でもオイシイちゃんこ鍋が食べられます。

塩ちゃんこ鍋のレシピをご紹介

塩ちゃんこ鍋のレシピをご紹介します。ハクサイ300g・水菜1束(約150g)・長ネギ1本・エノキ茸1袋(約100g)・シイタケ4枚・ニンジン1/2本・鶏モモ肉1枚(約300g)・鶏ひき肉200gが基本の具になりますが、好みに応じて春菊や青梗菜を加えてみてください。[A]天然塩ひとつまみ・コショウ少々・ショウガ汁小さじ1・酒大さじ1
[B]水8カップ・鶏ガラスープの素(顆粒)大さじ2・天然塩小さじ1と1/2・ニンニク小さじ1(すりおろし)・中華麺2玉・すりゴマ(白)適宜・ホールコーン適宜・バター適宜
ハクサイはざく切り、水菜は4〜5cm長さに切り、長ネギは斜め切りにします。エノキ茸は根元を切り落としてほぐし、シイタケは石づきを取ります。ニンジンは型で抜ける厚さに切り、型で抜いたものを5mm厚さに切ります。鶏モモ肉は一口大に切ります。2.ボウルに鶏ひき肉を入れ、[A]を順に加えてよく混ぜ合わせます。3.土鍋に[B]を入れて沸かし、塩、ニンニクを入れて調味します。1.の鶏モモ肉、団子状にした2.を入れて煮ます。肉に火が通ったら、硬い野菜から順に入れ、蓋をして煮ます。4.野菜がやわらかくなったらできあがりです!具が無くなってきたら、中華麺を加え、好みですりゴマ、コーン、バターを入れて食べてみてください。これが塩ちゃんこ鍋、一人当たり470kcalのレシピです。あとは好みに応じて自分流の塩ちゃんこ鍋レシピを作ってくださいね。

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